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こんにちは！ネイルビューティマガジンの杏です。
この季節、かばんやコートの素材でよく目にする「キルティング」。高級感があり、きれいめコーディネートの定番素材としてもよく知られていますよね。かわいいのに上品さもあることから、そんなキルティングをネイルのデザインにしている人が増えています。もこふわの立体感を出すにはちょっぴり根気が必要ですが、難しい技術は必要ありません！今回は冬にぴったりのキルティングネイルのご紹介です。
今回使用したのはこちらの3色とグリッター、ラインストーンです。
- アース 3517
- パールドロップ 3520
- シマーリングサイドグリッター 3530
- グリッターK-2（ゴールド） 0601
- クリスタルS（ラインストーン） 1702
- オーロラ（ラインストーン） 1708
グリッターとラインストーンはジェルネイルキット<Basic>付属のものを使用しています。
キルティングネイルの立体感を出すために何度も塗り重ねるというやり方は、ニット風ネイルに似ていますね。どちらも秋冬にぴったりの柄物ネイルですので、興味をもっていただけた方はこちらもご覧ください！
では、具体的な作り方の紹介です！
ベース＆トップジェルを塗り、硬化します
まずはベース＆トップジェルを塗ります。塗り残しのないように丁寧に塗っていきます。
シマーリングサイドグリッターでフレンチを作ります（親指、薬指）
まずはキルティングのラインの色を先に塗っておきます。今回はキルティングの膨らみの隙間からゴールドのラインを見せたかったので、シマーリングサイドグリッターを使用しています。綺麗に塗れたら、硬化します。
完成してから振り返って思ったことですが、この時に塗るカラーはもう少しはっきりしていた方がいいと思います。今回は写真の通り薄すぎたので、結局後からゴールドのラインを引いてしまいました。後からラインを引くこと自体は悪いことではありません。しかし、せっかく立体感をつけた膨らみ部分との高低差が小さくなってしまうので、できれば最初のカラーを活かした方がいいでしょう。
ベースカラーで作ったフレンチの上にアースを重ねます【1度塗り・硬化しない】
ベースカラーが硬化できたら、上からアースを重ねます。塗り残しのないように丁寧に塗りましょう。ここでは硬化せずに次に進みます。
未硬化のジェルの上から細い筆でラインを引いていきます
細い筆やウッドスティック、爪楊枝などを使って、アースのカラージェルを拭き取るように細いラインを引いていきます。私はデザインブラシを使用しました。
1本ラインを引いた後の写真です。アースの隙間からベースカラーが覗いているのがお分かりになるでしょうか？今回はベースが薄く、ほとんど下地が見えてしまっていますが、下にはっきりとしたカラーを塗っている場合はもう少し見やすいと思います。
一度ラインを引いたらブラシの先を綺麗に拭います。同じようにして、何度もラインを引いてキルティングの模様を作っていきます。
ここまでできたら、硬化します。
キルティングのひし形の部分にアースを重ねます【3～4度塗り】
次に、できたひし形の部分に丁寧にアースを重ねていきます。カラージェル付属のハケでは少し大きすぎるので、デザインブラシを使用するのがおすすめです。少し多めにジェルをとり、ジェルを塗るというよりも乗せていくイメージだとやりやすいですね。すべてのひし形にジェルを重ねたら、硬化します。
先ほどよりも少し立体感が出てきました。同じようにして、何度も塗り重ねては硬化を繰り返します。このあとさらに2回重ねて硬化した写真がこちらになります。
ジェルを重ね立体感を出すことによって、膨らみの部分とラインの差がはっきりしていますね。好みでもう少し塗り重ねても構いません。
斜めから見た写真です。キルティングネイルの魅力ともいえる「ふわもこ感」が出せました！これでひとまずキルティングのデザインは終了です。
アースでフレンチを作ります【2度塗り】（小指）
小指はキルティング風の加工はしないので、筆跡が消えたら硬化します。ムラのないよう丁寧に2度塗りします。
パールドロップでフレンチを作ります【2度塗り】（人差し指、中指）
ホワイトに比べて、その名の通りパールのような綺麗な輝きが特徴のカラージェルです。小指と同じように、フレンチが作れたら硬化します。色みが薄いと感じるようであれば3度塗りしても構いません。
グリッターK-2とベース＆トップジェルを混ぜ、ラインを引きます
粉末のグリッターとクリアジェルを混ぜて、ゴールドのラメジェルを作ります。カラージェルのグリッターでも代用可能ですが、しっかりとキラキラさせつつも細い線を引きたいときには、粉末のグリッターが使いやすいと思います。
本来であればキルティングのラインはベースに塗っているものだけでいいのですが、今回は薄すぎたので、ラインにもラメジェルを重ねています。あまり高さを出しすぎると、せっかく作った立体感が台無しになってしまうので注意が必要ですね。
他の爪には、フレンチの境目にだけラインを追加しました。
また、親指と中指にはラインストーンを乗せています。ここまでできたら、硬化します。
すべての爪にベース＆トップジェルを塗り、硬化します
仕上げ作業です。爪全体をコーティングするように、薄く丁寧に塗りましょう。
ワイプにジェルクリーナーを染み込ませて、未硬化のジェルを取り除きます
未硬化のジェルをしっかりと拭き取ったら、完成です！
キルティングネイル特有のふわもこ感を出すために根気よく何度もジェルを重ねる必要がありますが、難しい工程はありません！使用するカラーも多くはないですし、簡単に女性らしく上品な冬のネイルができますので、ぜひみなさんにもチャレンジしていただきたいと思います！
今回使ったアイテムはこちらから購入できます
- SoLuz Gel ジェルネイルキット
- アース 3517
- パールドロップ 3520
- シマーリングサイドグリッター 3530
